常備薬として置いてあるご家庭も多い「オロナインH軟膏」

オロナインは傷やあかぎれ、皮膚疾患などを綺麗に治してしまう効果を持っていますが、首イボを改善することはできるのでしょうか?

年齢とともにどんどん増えていく首イボを治すことができれば、リーズナブルで手軽な治療が出来そうですよね。

このページでは、この軟膏の首イボへの効果を検証していきます。

オロナイン軟膏の効果・効能について

オロナインは皮膚の万能薬として古くから活用されていますが、その効果や効能について正しくご存知でしょうか?

最近ではスキンケアアイテムとして、オロナインを使ったパックなどの活用法も出てきています。

ですが、オロナインのもともとの効果は、殺菌をメインとした傷口の治療薬です。

オロナイン軟膏の公式の効果・効能

オロナインの正式な効果・効能についてはこのようになっています。

・にきび・吹き出物・はたけ・軽度のやけど・ひび・あかびれ・しもやけ・傷・乾いた水虫・たむし・いんきん・しらくも

こうして見てみると、皮膚の炎症や疾患に効果的な治療薬のようで、イボやたこ、うおのめなどへの効果は記載されていません。

オロナインの効果は『殺菌・消毒効果』によるもの

オロナインの成分を見てみると、有効成分として「クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)」という記載があります。

このクロルヘキシジングルコン酸塩液の効果・効能は次の通りです。

  • 手や指、皮膚の消毒
  • 手術部位の皮膚の消毒
  • 医療器具の消毒
  • 傷口の消毒
  • 手術室、病室、家具、器具などの消毒

このように、「殺菌・消毒効果」がある成分となっています。

殺菌・消毒効果があるため、にきびや傷口などの治療に効果的なのですね。

 

手術部位の消毒までできるのですから、消毒成分としてはかなり優れていると思われますが、パックなどで保湿剤代わりに塗るのは少し抵抗があります。

オロナインは首イボに効果があるのか?

オロナインは皮膚の疾患などに効果があるので、「首イボもとれるのでは?」と思う方も多いと思います。

ですが、首イボをオロナインで除去することは難しいでしょう。

それは、首イボができる原因を説明すれば、ご理解いただけると思います。

首イボができる原因について

首イボができるのは、首元のお肌が老化していることが原因です。

  1. お肌が老化してターンオーバーが衰える
  2. 古くなった角質が剥がれずに肌の上に残る
  3. 角質が固まって首イボになる

首イボはこのような手順を踏んで作られるものなので、首イボを解消するためには「お肌のターンオーバーを促進させて角質を剥がす」ことが大切。

 

オロナインにはその能力がないので、首イボには効果を期待できないでしょう。

首イボができる原因について詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

ウイルスが原因のイボなら効果がある可能性も

ただし、イボの中には、老化ではなくウイルス感染によってできる種類のものもあります。

ヒトパピローマウイルスなどのウイルスが、小さな傷口から入り込むことが原因です。

そのようなタイプのイボに対しては、殺菌・消毒効果のあるオロナインが効果を発揮する可能性もあります。

 

ただし、オロナインだけでウイルス性のイボを完治させることは難しいので、感染範囲を広げないための方法として活用することがおすすめです。

ウイルス性のイボについて詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

首イボを改善するための方法とは

オロナインでも治すことができない首イボは、一体どのようにすれば改善することができるのでしょうか。

首イボの改善方法として考えられるものはいくつかあり、次のような方法が代表的なものです。

  • 皮膚科での治療を受ける
  • 漢方薬や市販の内服薬を服用する
  • 民間療法を利用する
  • 首イボ専用のアイテムを使う

皮膚科での治療

皮膚科に行けば、首イボを除去するための治療を受けることができます。

  • 液体窒素による凍結治療
  • 医療用ハサミで切り取る
  • 医療用レーザーで焼き切る
  • 外科的手術で切除する
  • 漢方薬、内服薬、外用薬での治療

皮膚科の治療法としては、首イボの種類や状態に併せて、これらの方法が用いられます。

 

医療による治療となるので、首イボが除去できる可能性は高いですが、首イボが再発する可能性も高いのが皮膚科での治療。

首イボを再発させないためには、首イボができにくいように肌質を改善しなければなりませんが、皮膚科の治療は肌質の改善を考えたものではないためです。

 

病院での治療法について詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

漢方薬や内服薬を服用する

首イボを改善するための漢方薬としては、「ヨクイニン」という生薬が入った漢方薬を服用する方法が一般的です。

また、市販の内服薬にも、ヨクイニンという成分が入っているものは多く存在します。

ヨクイニンというのは、ハトムギの種子から作られた生薬で、古くからイボ取りの治療薬として活用されてきました。

ターンオーバーを正常化させて角質を除去する働きがありますが、これらの方法は体の内側から働きかけるため、即効性がないのがデメリットでしょう。

 

ヨクイニンについて詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

民間療法の活用

首イボ除去に効果的だと言われている民間療法は多く、上でお話ししたヨクイニンの効果を利用した方法もあります。

ハトムギ茶を飲む、ハトムギを食べる、お灸や線香で焼く、木酢液をつける、などの方法があります。

手軽に取り組めるところがメリットですが、漢方薬以上に即効性がなく、確実性もありません。

首イボ専用のアイテムを使う

首イボを除去するためのクリームやジェルなどの商品は、意外なほどたくさん販売されています。

ハトムギエキスやヨクイニンエキス、杏仁エキスを配合して、お肌のターンオーバーを正常化し、首イボが出来にくい肌質に改善しようとする商品です。

首イボのケアアイテムを使うメリットとは

これらの商品は首イボに直接塗るので、内服薬や漢方薬よりも即効性を期待することができます。

肌質を改善する治療法のため、病院の治療のように首イボが再発してしまう可能性もなく、治療痕が残ることもないでしょう。

さらに、自宅で気軽に使うことができて、お肌もすべすべになるというおまけつきです。

首イボをセルフケアする方法としては、首イボ専用のアイテムを使うのが一番の方法ではないでしょうか。

首イボの改善はオロナイン以外の方法で!

オロナインで首イボを改善することができれば良いのですが、残念ながら、オロナインでは治すことができないのが首イボです。

 

首イボにオロナインを塗るくらいでしたら、首イボに効果的な有効成分が入っている、専用のクリームやジェルを使った方が良いでしょう。

 

オロナインを使う以外にも、首イボを改善する方法はたくさんありますので、こちらでご紹介した中からご自身に最適な改善法を見つけてくださいね。